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IWB,PC,実物投影機の活用を自らも試す

 IWBはこれまで日本でも触ってきたが,今回たくさんの授業を見たので,改めて参観でみた活用方法を,自ら試す機会をもらった。今回,参観した学校と同じような環境で,IWB, PC, 実物投影機,プロジェクターがある。スピーカーやDVDは無かったけど。
 参観したときに先生がやっていた指導方法をいろいろとまねてみた。
 多く見られた,画面上をクリック,ドラッグ,単純なフリーハンド板書などは,なるほど,これなら簡単で,いろいろと応用が利くので,いつも使うのかと納得できた。
 たまに見られた,図形描画機能については,落書きをして試している時はなぜこんなに便利なのに,使われないのかなあと思ったが,実際の授業を想定して使ってみると,たちまち不便さを感じた。IWB上の自分の考える大きさと位置に,正方形と長方形を書いて,辺の長さを描きながら,話してみるとか,切羽詰まってくると面倒だ。そして,いつの間にかPC上でも操作している自分がいた。ああ,そういえば,先生たちもそうやっていた。
 また,日本の小学校では,漢字のハネとか微妙な表現も大事になる。黒板では実現できている。IWBではちょっと難しいようだ。
 実物投影機の映像にIWBで書き込みをすることと,実物投影機の下においたプリントに直接記入することを比べたが,断然,後者が便利であった。これも,参観したときの結果と同じだった。
 終わってみて,将来に向けて可能性は感じるものの,黒板とチョーク,及びマウス操作と,同じような反応レベルと描画レベルの実現が大事だと思った。そうでない現状から,複数の操作が必要となると必ずPCで操作するし,部分的にしか使われないことが起こるのだと思う。その結果,よく使われる機能は,クリック,ドラッグ,単純なフリーハンドとなる。
 ただ,それだけのためにIWBを使うのかという問題については,英国では置き換わってしまったので,使うだけのことだろう。少なくともIWBとしてではなく,コンテンツを見せるスクリーンとしては重要だから。日本のように教室の脇に置かれるだけならば,使わない先生がいることは充分に考えられるし,それも一理あると思った。
 英国の先生たちの授業を見て,それを自分で試す機会があってよかった。それぞれの理由がよく実感できた。片っ端から機能を試すときと,授業で教えるシーンを想定して機能を試すときでは,感想は大きく変わる。これもよくわかった。

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