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2011年9月

学生支援セミナー(9/27)

 毎年,この時期は1年生向けに学生支援セミナーが開催される。午前中が,就職活動体験談など,昼にフルコースでのマナー講習会,午後はコース別の研究室紹介や履修登録の支援。時間割の組み方を先輩が教える講習会など,既に相当甘やかされているような内容であるが,それにどっぷりと寄りかかり,さらなるサービスを求める学生の様子を見てくたびれはてる会だ。
 これは1年生にとどまらない。研究室紹介は3年生などがやるのだけども,彼らも想像を絶する。先生の紹介では,「どSの先生です」「優しいおじさま」「恋愛相談にも気楽に乗ってくれる」といったプロジェクタを使っての全体紹介が,上級生から下級生に伝えられる。まあ,よその研究室のことだからといって,訂正をさせないのだから私も同罪だけど,こうやって緩く進んでいく。何が恥ずかしいことであるかが,あまりにモノを知らないので分からない。自信たっぷりに進んでいく。まあ,高橋研では絶対に許さないけど。
 そして就職が決まらない大変だと嘆く。不景気のせいでも,震災のせいでもなく,自らの実力不足であることが分からない。そういう仲間といつも群れているから。
 何が恥ずかしいかを教えるところから始める必要がある。例えば,高橋研では,情報研での大人とのかかわり合いは大事なのだろうと思った日だった。

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滑川市立南部小学校(9/26)

 5年生の算数科を参観して協議。そして講演。たぶん,こうなるのではと思っていたので,社会科教育10月号の紙上討論「白熱討論」ネタを準備。割り切れれば授業づくりも楽になるだろうにと思う。やはり,この算数の授業でも,討論させたり気づかせたりすることを重視しなくてはならないという迷いが課題のように思われた。
 講演では、そのあたりの解決策と,それを理解するための学習論的な解説を行った。

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フラッシュ型教材セミナー打合せ(9/25)

 今年度下半期のフラッシュ型教材セミナーの事前打ち合わせ。チエルの新社屋で開催。天王洲アイルなので,とても移動が楽だし,時間も節約。模擬授業のリハーサル,パネルの打合せなどをして無事に終了。

今期のセミナーは下記で開催される。詳しくはここ

■2011年10月15日 広島県広島市
■2011年11月12日 長崎県時津町
■2012年01月28日 三重県名張市

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快晴(9/24)

 P1050901朝起きると快晴。P1050891これはゴロゴロはしていられない。 乗鞍が初氷とのニュースだったので行きたいと思ったけど,意外とバスが長い。じゃあ,久しぶりに上高地かと思ったけど,やっぱり市内から立山が結構綺麗に見えていたので,立山に決定。恒例の弥陀ヶ原と思ったけど,Webで調べると紅葉情報があったので,室堂へ。
 駐車場はとても混んでいて,もちろんケーブルも待ち時間ありの相当な混雑。でも,家を9時に出て12時には室堂というのはやっぱり近い。急に思い立っても充分行ける。
 室堂は10度弱くらいなのか,寒かった。快晴の中,散歩。真っ青な空に足下の雲と山がとても綺麗だった。紅葉はまだまだ。寒さ好きと思われる悠はとてもご機嫌。ホテル立山でケーキを食べて,下山。

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9月情報研(9/23)

 吉野先生と後藤先生が静岡からゲスト参加。吉野先生からメディアとのつきあい方に関する模擬授業や解説をいただく。他に,宮崎先生のスリランカ訪問記,川口先生の算数指導における特別支援,表先生の外国語活動模擬授業,河合先生の情報提示のコツ,國香先生の大学での講義提案など,今月も多彩であった。夜は宴会。今月も盛り上がった。人数が増えてきて,研究室でできなくなってきた。

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「考える」行動について

 このところ言語活動などとあわせて,思考力の育成に関わる話題に触れることが多い。しかし,書物によって主張が異なっていたり,具体的ではなかったり(理想的であったり),伝統的な考えに縛られていたりして,なかなか自分の考えや経験とは一致しないこともある。ただ,先日の学会で,黒上先生に自らの考えを披露したところ,おおよそ認めてもらえたので少し安心した。

 それとは別件?ではあるが,スリランカに向う機内で読んだ新書の記述をご紹介。
 島宗理著 『人は、,なぜ約束の時間に遅れるのか 素朴な疑問から考える「行動の原因」 』(光文社新書)

 「いつものようにカレーを作ったはずなのに味が違います。どうしてでしょう」
 日常生活におけるこのような原因推定の速度について実験をしたことがある。
 「できるだけ速く考えてください」と指示する速考条件と「できるだけよく考えてください」と指示する熟考条件。参加者が問題に回答するたびに多様な回答例を示す例示条件と例を示さない条件。この二つの条件を組み合わせ,全部で四条件を設定し,カレー問題と同じように日常生活における「なぜ」を問う問題を全部で十二問用意して,一問二分ずつ原因推定させた。
 問題を進めていくうちに思考の速度が向上していくが,原因推定の数が最も多くなったのは速考と例示条件の組み合わせで,最も低かったのは熟考と非例示条件の組み合わせだった。原因推定の内容には大きな差が見つからなかった。このことから,世間一般に信じられているような,物事はじっくり考えた方がいいアイディアが生まれるというのは必ずしも正しくないことがわかった。また,最初からすべてを自分で考えさせるより,思考の例を示した方がいいこともわかった。

 そうだよなー 教員研修でワークショップ等を行う際は、必ず例示する。その方が時間の限られた教員研修ではうまくいくし,短い時間で,かなり高度な内容まで議論できる。逆に,例示もなく「なぜなのでしょう」とか聞くと,答え方もわかりませんなどとお叱りを受けることもしばしばある。なので,経験上,必ず例示する。
 でも,教員が行う授業では,例示をすると子どもの気づきを奪っていると批判される。この点について,矛盾を感じていた。
 島宗氏のこの実験結果を聞いて安心した。

 また,佐藤正寿氏の「社会科授業 成功の極意」を読むと,「導入段階では,テンポよく答えられる発問を」との記述がある。その中で「その発問が本時の課題と関わりあうようにするのである」とも書かれている。これは,島宗氏のいうところの「速考と例示」という主張ととても似ているように思うのは,気のせいだろうか。それがたとえ違っても,NHKで以前に放送された「わかる授業のためのICT活用講座」における佐藤先生の社会科の導入シーンをみると,とっても似た話だと思える。今度尋ねてみよう。
 ということで,これもまた自分が安心したという話。

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富山県看護協会での講義(9/22)

 毎年恒例の富山県看護協会での講義。管理職になる人向けの講義で,受講者は熱心でとてもやりやすい。とはいえ,Excel操作も大変な方もいる中で,6時間で,統計処理まで教えるのは,ちょっと大変だ。平均や中央値などや,BMI等の簡単なExcelによる計算法にふれ,相関,t検定が限界だった。
 ただ,今年は,カイ二乗検定に代わり?に,田中敏・中野博幸著「10秒でできるクイックデータアナリシス」に書かれている「直接確率計算」を紹介。大変に好評だったと思う。「JavaScript-STAR」のWebページで計算を行った。本当に10秒でできる。

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大学の日(9/21)

 事務処理がたくさん。原稿の校正,出張処理,翌日の講義の準備など。それだけやったら教授会の時間。やっぱり疲れは2日後にやってきて,能率が悪すぎた。

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富山県総合教育センターなど(9/20)

 自分が変更をお願いした日とはいえ,頭がボーッとする。ただ,最近,本格的な疲れは2日後にやってくるので,学会の勢いに頼り,センターに行く。
 センターが取り組んでいる研究についてや,最近の情勢についてディスカッション。ICT活用指導力のチェックリスト等の分析結果についても報告する。実践や研修の報告の文書は,所内でぐるぐる回る。きちんと書いているか,そうでないかは一目瞭然で,よく気をつけなければならないと,改めて実感。
 大学に戻り,午後は少し休憩。夏に注文したカリモク家具のソファーの納品日。富山の家具屋で1つだけ展示してあったソファーが気に入って,それがカリモクとのこと。調べて見れば,大好きだった「ツルモク独身寮」のモデルの家具メーカーとのこと。とはいえ,富山ではほとんど展示無し。金沢にも行ったけど確認不能。そこで,札幌のショールームで物色。鶴見のアウトレットでうっかり新品を発注という紆余曲折。10年ぶりにソファーが新しくなる。20年使えば,高くてもよいのでは(そうなるか?),無理矢理に納得。とても立派なソファーは,コタツを兼ねたテーブルとのアンバランスさが気になり,さらなる散財の可能性。

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日本教育工学会全国大会3日目(9/19)

 朝,プレゼンチェック。思ったより用語や表現が揺れていて驚いて直す。こんなに問題があれば,きっと他にもあるだろうな…
 野中先生と座長をして,発表をした。ICT活用時の教授行動は,教職経験やICTの活用頻度によって異なることもあると報告した。黒板や掛図等の活用とは大きく異なるような教授行動の場合に,経験や頻度の影響を受けるようであった。やや短めの発表となったので,ゆっくりと質問に回答できた。
 午後は課題研究に参加して,最終便で富山に戻る。

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日本教育工学会全国大会2日目(9/18)

 午前中の一般研究発表,ポスター発表を聴く。自分にとっては,データを用いて発表する形式が望ましいと思っているので,調査や分析の仕方,まとめ方などの研究方法についても参考になる点が多くあった。次回に活かしていきたい。
 懇親会に参加。その後,延長戦。午前様。そして,真夜中のプレゼン作成。眠い。

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日本教育工学会全国大会1日目(9/17)

 日本教育工学会が始まった。3日間は昼も夜も忙しく体力勝負。
 シンポは「デジタル教科書時代の新たな学びと指導方法」に出席。英国での授業参観の経験からは,IWBが普及し授業の見た目は変わっても,根本的な指導方法は大きく変わっていないと思っているので,日本では新たな指導方法が生まれるものなのか興味を持って聞いた。ちょうどUT調査後だったので,比較しながら聞いた。夜は久しぶりの先生と思い出話で楽しく過ごす。やっぱり,26歳の時の体験は特別だったと思った。
 今回の関連発表は下記の通り。

「課題研究  K-5 初等中等教育におけるICT活用」
普通教室のICT環境整備と活用頻度及び教員の意識に関する調査の分析
中尾教子, 野中陽一, 山田智之, 高橋純, 堀田龍也
日本教育工学会 第27回全国大会論文集, pp.111-114

「一般研究」
ICT活用に伴う教授行動に対する教員の意識

高橋純, 笠原晶子, 渡辺純恵, 堀田龍也
日本教育工学会 第27回全国大会論文集, pp.717-718

学校情報化の普及過程に関するモデルの検討
野中陽一, 堀田龍也, 高橋純, 豊田充崇, 木原俊行
日本教育工学会 第27回全国大会論文集, pp.713-714

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UTの教室のICT環境調査(9/16)

 日暮里の元中学校校舎を使って,教室のICT環境の調査。50インチのデジタルテレビは,綺麗に映るけど,反射してよく見えないという問題がある。どこに置いたら良いのか,どのくらい反射するかなどの実態調査。一部は次回のJAETで発表される。
 堺井さんも,内田社員の皆さんに混ざって調査。終了後,内田の皆さんとの懇親会。やっぱり同期とか同僚とかそういうのは良いなあと思った。大学教員は,個室で孤独に暮らしているかも。

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大学の日(9/15)

 たまった書類の処理。後期授業の準備。そして,夕方は初めての長時間?の子守。2時間半だけど。

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UT調査2日目(9/14)

 山の手南小での調査の2日目。「指導者用デジタル教科書+電子黒板」活用授業を計4コマ参観・撮影し,アンケート調査やインタビュー調査を行った。最終的には分析の必要があるが,感覚的には,これまでのUTの主張を補強する結果になると思われる。
 東京周りで富山に戻る。
 そして,大学へ。翌々日に行われる別のUT調査の打合せを堺井さんと行う。家に戻って22時。くたくた。

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UT調査(9/13)

 指導者用デジタル教科書及び電子黒板を活用したときに,活用される機能や,教員や子どもにどのような振る舞いがあるかについての調査。山の手南小の先生方には,話し合い活動なども含め,インタラクティブで,大変に充実した授業をしていただいた。ICTの役割等については,分析を行う必要があるが,こういった現実的で詳細な調査から主張を組み立てていくUTらしい調査になったと,現時点でも言えると思う。長田さん,村田さんも頑張ってくれた。

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札幌へ(9/12)

 UTプロジェクトで,電子黒板とデジタル教科書に関する研究のために札幌へ。本番に備えて,PF-NOTEを設置するなど準備を行った。

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日本教育工学会編集委員会(9/10)

 何も書けない。とにかく丁寧にプロセスが進んでいる。

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能美市立粟生小学校(9/9)

 校内研にて,ICT活用について解説する。その後,指導案の検討。あまり難しい活用を考えずに,毎日のように活用できる簡単な活用法が大事だと思う。そういった積み重ねが確かな学力に結びつくだろうと伝えた。

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指導者用デジタル教科書の検討(9/8)

 指導者用デジタル教科書について検討。まずは様々な実証が必要と思われた。

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看護学校最終日(9/7)

 ただ飛行機に乗っていただけだけど,夜行便は疲れるのか,朝,体が重かった。大学で事務処理をした後に,看護学校へ。今年度から時数は半分になったので,楽になった。久保さんのアシストで無事に終了。
 木原大先生が,スリランカの交通事情について,渋滞か,悪路かとおっしゃっていて,そういう一言の言葉を考えてみたけど思いつかない。「おしのけ+違反・検挙+事故」という複合用語を考えることになるかな。

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スリランカからの帰国(9/6)

 コロンボから日本に帰るのに都合のよい飛行機は,ほとんどが夜行便だ。でも,そのおかげで,途中で宿泊せずに,富山まで戻れる。深夜1:30(日本時間で5時)に出発して,バンコク,成田経由で,小松には19:10着。乗継時間もわずかで,結構,早いなあ-とか思う。でも,疲れるけど。

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スリランカ滞在2日目(9/5)

 スリランカのJICAオフィスを訪問。JICAが行っているスリランカでの漁業支援を中心に,いろいろと伺った。この定置網の支援は,うまくいっている支援とのことであった。また,一口にスリランカと言っても,実態は様々であることがよくわかったし,JICAについて,わずかであろうけども理解が深まった。
 その後,日本人学校を訪問。校長先生に学校を案内いただき,いろいろと話を伺う。ICT環境も含め,日本人学校のよさと難しさの中で,どのようにレベルアップしていくか,様々なご苦労を知った。全校の子どもたちとご飯を食べて,放課後にICT活用についてのミニ講演を行った。
 夜になって,わずかであるが市内観光などをして,日本食レストランで打ち上げ。飛行機の出発は,1:30AMなので,越村先生のレジデンスにお邪魔して,シャワーを借りて夜行便に備える。
 わずか2日間の滞在であったが,越村先生のおかげで,自力では困難なほどのスケジュールをこなすことができ,大変に密度の濃い滞在となった。往きも帰りも夜遅い便にもかかわらず,最初から最後まで大変に大変にお世話になった。大感謝。

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スリランカ滞在1日目(9/4)

 現地時間で寝たのに,日本時間の朝に起きてしまい寝不足(時差は3時間半)。
 富山の伝統的な漁法である定置網漁法を通した富山とスリランカの交流の教材化を行っている宮崎先生のお供で,アンバランゴタ・ウラワッタ漁業協同組合を訪ねる。越村先生や宮崎先生の入念な下調べと事前交渉もあって,とてもスムーズに調査が進んだ。最もこの交流がとてもうまくいっていて,定置網の活用によって従来以上に魚が捕れるようになったことが大きいのだと思う。そういった地道で効果的,ホンモノの技術支援や交流をしている富山の関係者やNPOの皆様のすばらしさを感じた。Dscf2223 Dscf2236
 周辺では,本交流のきっかけともなった津波の被害もまだ残っていた。コロンボからわずか100km弱であるが,車で2時間半。舗装はされているが,様々な速さの車が走っていて,やたら追い抜いて追い越されているカーチェイスかカーレースのような激しい運転。前方から車が来ていてもセンターライン超えはデフォルト,歩行者,牛,犬,イグアナの横断など,ハラハラドキドキ。時間以上に車に乗っている感じがして,くたくた。でも,最後には見慣れて聞き慣れる(クラクション)のも不思議なところ。以前来た時は,道ばたのKFCからこの激しい運転をよくみていたけども,まさか乗ることになるとは。帰りには若干のアクシデントに2つも見舞われて,まさにフルコースとも言えた。軽くてよかった。
 帰りに,世界遺産であるゴールを訪問して,とても美しいライトハウスホテルでお茶ができた。充実しすぎた1日だった。

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スリランカへ移動

 情報研の仲間でもある越村先生を訪ねに堀田先生や宮崎先生とスリランカに向かう。情報研では1ヶ月にわたり何をお土産に持っていくか話題で,宮崎先生がそろえてくれた。とはいえ,やっぱり「鱒のすし」くらいはと思い立ち,出発日の朝,探し回る。賞味期限が長いものは(そもそも2~3日程度だけど),朝だったのでなかなか見つからず。さらに,やっぱり砺波の水が必要だよなと,地元産いろはすを買う。そんなことをやっていると集合時刻に遅刻。すいません。
 小松→成田→バンコク→コロンボと,乗り継いで到着。ゲートで元気な姿の越村先生と再会。颯爽とケータイ電話で運転手付きの車を呼び出し,ホテルまで送ってもらう。いやあ,すごい。車中では,スリランカ生活の大変なことも含めていろいろ聞く。
 スリランカは,2度目の訪問。1度目は5年前のちょうど同じ日に入国。パスポートのハンコをみて気がついた。その頃に比べれば,道もよくなった気もするし,検問とか道路に兵隊もほとんどいない感じがした。前回泊まったホテルは,海辺でリゾート感はあったけど,インターネット環境がなかった。バンコクとかにダイヤルアップをして,電話代だけで2万円くらい取られた。さすがに5年も経ったからと思いつつ,念には念を押して,国際チェーンホテルをとる。結構,高速なインターネットで安心。

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夏の思い出

 夏も終わり。電子黒板の研修に参加した時の思い出。一参加者として,実践報告を2件聴いた。どちらかというと興味のある人が集まる会だった。自分にとっては,どのあたりに聴衆である先生が興味を持っているのか,自分の思っている感覚との違いなどについて知りたかった。
 一件目は,子どもが電子黒板を使ってプレゼン・発表をする実践。子どもが,クリックして画面を切り替えたり,任意の拡大をしたり,書き込みをしたりする機能を使っている様子を示し,電子黒板によって,児童の表現力などの高まりが確認できたという。その後の質疑は,興味を持っている先生の集まりだと思っていたのに,意外なほど,懐疑的というか批判的な質問が相次いだ。厳密に電子黒板の機能の何が効いたのかとか,子どもの何の能力が高まったのかより詳細に尋ねたものが多かったと記憶する。発表者は電子黒板の機能による効果にこだわって回答されていた。私は,電子黒板ではなく,拡大提示された子どもの作品が優れていたり,子どもに発表する力があったこと,そのための教員の指導力が,実践の成功の要因だと思うが,それについてはほとんど語られなかった。やっぱり電子黒板の発表だから機能の効果にこだわりたいのだろう。
 二件目は,小学校の外国語発表における電子黒板の活用だった。発表の内容は,効果的な指導法に関してであり,自ずと模擬授業風になり,ICT側からみれば,せいぜい英語ノートデジタル版などのコンテンツの使い方の報告が主となる。電子黒板は,コンテンツを操作するときに便利程度で,機能紹介のみにはならない。自分にとっては,とても参考になる発表だった。ハッキリ言って感動すら覚えた。自分がもしも外国語活動を指導するとしたら,なるほどと思えるコツが満載で,前のめりになっていった。しかし,会場を見回すと,貧乏揺すりやうつむき加減の先生方増えていた。2件連続だったからかも知れないけど,飽きていることは明らかだった。終了後には1つしか質問がなかった。(僕はしたいことが山ほどあったけど,一応遠慮した)
 電子黒板の研修で,電子黒板の機能を中心に紹介すると関心は高いが,それを効果とすれば,興味のある人たちでも懐疑的に思っている人がそれなりにいることがわかった。逆に,コンテンツを重点に電子黒板の活用を紹介すると,関心が低いことがわかった。終了後に見せてもらったアンケートでも,「英語ノートの活用紹介ではなく,電子黒板の紹介をして欲しかった」と書かれていた。充分によい電子黒板の活用紹介だったと思うけども,このあたりの認識の違いが,自分の講演でもウケないことがある理由だろうと思った。
 一件目の実践も,子どものプレゼンや拡大提示されたコンテンツ(子どもの作品)が優れているからとして,それを起点に説明すれば多くの説明が納得できたと思う。やっぱり,「テレビは好きですか」のように,この手の実践は,拡大提示されるコンテンツがミソだと思う。

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